女性の約9割が不調!生理前の“イライラ”心と体のさまざまな症状

女性の約9割が不調!生理前の“イライラ”心と体のさまざまな症状

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女性の約9割が不調!生理前の“イライラ”心と体のさまざまな症状
女性だけにしか分からない「生理」。子どもを産むためには大切な事だけど、毎月生理前には体調が悪くなる。イライラしたりと生理前の不快症状が出る女性はなんと全体の9割!
いつもヒステリックとか近寄りがたい、恐いとか思われる前に、少しでも解消されるように、
女性の体と心のメカニズムについて原因を知っておきましょう。
 
生理前の約2週間に起こる、心と体のさまざまな不調をPMS(月経前症候群)といいます。
生理が始まると自然に心も体も落ち着き、生理前の不調がウソのように軽くなるのが特徴です。
 
イライラしていると「生理前?」とか簡単に言う男性もいますが、余計に腹が立つもの。それぐらいどんなに些細なことでも、イライラしたり神経質になったりしますよね。生理前だけは別人格になる、という方もいるようです。男性にとっては理解しにくい部分かもしれません。
 

では、PMSにはどんな症状があるのでしょうか?

 

■ 体のPMS症状

・肌荒れ、にきびなどのお肌のトラブル。
・手足や顔のむくみ。
・偏頭痛などの頭痛。
・とにかく眠い。
・便秘や下痢など腹痛。
・肩こりや腰痛など疲れを感じやすい。
・食欲不振や突然の吐き気。
・とにかく食欲が止まらない。

 

■ 心のPMS症状

・イライラして、言葉が攻撃的になる。
・些細なことで不安になったり、落ち込みやすい。
・自分の悪口を言われているような自己嫌悪に陥る。
・仕事や家事などに無気力になりやる気がなくなる。
・現実が嫌になり、憂うつになる。
・ネガティブになりやすく泣きたくなる。
・興奮して性欲が高まる。

 

■ その他

・人間関係が険悪になりやすい。
・家族にあたってしまったり喧嘩になることが多い。

 
などなど、この生理前に限って辛い症状が出て、人と上手くいかない、人間関係まで影響を及ぼしてしまうこともあるようです。
食欲不振の女性もいれば食欲増進の女性もいて、PMSには決まった症状がなく人それぞれ、たくさんの不調があるようです。その症状の数は150種類以上あるといわれています。
 

ではPMSの原因は?

 

1.ホルモンバランスの影響

女性ホルモンには、エストロゲンとプロゲステロンがあります。
排卵後はプロゲステロンがエストロゲンの働きを抑え、生理前になるとエストロゲンそのものも低下するため、その2つのホルモンバランスの影響が原因といわれています。
 

2.脳全体の活性が落ちる

セロトニンと呼ばれる、喜びを感じる脳内物質が急激に低下するために、ネガティブな気持ちになりやすいそうです。些細なことでイライラしたり、神経質になったり、落ち込みやすく不安で泣きたくなったりと心が不安定になるのです。
 
以上がPMSの原因といわれていますが、どうして起こるのか実際はまだはっきりしていないようです。
 
 
次回、チャットベリー ライフスタイルコラムでPMSの症状を悪化する要因と解消法をご紹介します!